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2023.01.13

コルウのビスポークジャケット 〜 中縫い・仕上がり 〜




中縫いからスタート。


前回の仮縫いで大方イメージ通りに仕上がっていたので、


もう少し完成に近づけた状態でフィッティングします。


最終チェックの段階です。







仮縫い時は飾りでつけていたバルカポケットも出来上がってますね。


ラペルも仕上がりの状態です。


上襟のみ芯が見えている状態で、


それ以外はほぼ出来上がりの状態でのフィッティングとなります。







袖と身頃はまだしつけ糸で塗っている状態ですが、


雨降り袖も表現できていますね。


仕上がりのイメージが湧きやすいです。


大きな体型補正を入れる必要もなかったため、


このまま本縫へと進めることになりました。


数ヶ月後の仕上がりが…












こちらになります!


手縫い感をしっかり出すイメージで進めてきました。


表面の陰影がいかにも手作りな雰囲気を出しています。







襟の上りもイメージ通りにうまくいきました。


ラペルの巾は広くもなく、細くもなく。


何年先でも着やすい位のところで収めています。






雨降り袖の仕上がり。


やや多めにいせ込んでいます。


襟元から肩・袖のラインは表情の出やすい箇所なので、


イメージ通りにいったのではないかと思います。






パッチポケットの縁、身頃の前端はハンドステッチを入れてます。


今回は強弱の加減によって表情を強めに出しました。


無骨な感じが良いですね。








手でかがったボタンホール。


こちらも存在感がありますね。








コルウで作るビスポークジャケット。


今回は手縫い感を出してお仕立てしましたが、


もちろんスッキリしたお仕立ても可能です。


どんな仕上がりをご希望か、


どんな状況で着るのか、


どんな印象を持たれたいか、


ご相談し様々なスタイルを表現いたします。


是非一度、お問い合わせ下さいませ。








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神戸・元町でビスポークのオーダースーツを仕立てるなら|株式会社コルウ

コルウ編集部

コルウの現役テーラーが不定期で更新します。 ビスポークをはじめとしたオーダースーツに関するお役立ち情報、おすすめの生地やお仕立て方法などをわかりやすく紹介します。 神戸・元町でビスポークのオーダースーツを仕立てるならコルウにお任せください。