2023.07.23
コルウのハンティング、作成風景③

パッチポケットを作っていきます。
真ん中のダーツはしつけ糸で止めており、出来上がりの時に切り離します。
玉縁ポケットとは違い、パッチポケットはそれ自体を別で作ってから貼り付けます。

すごい地味な作業箇所ですが、
ポケット口の内側をまつるために、しつけ糸で固定しているところ。
一つ一つの作業するために、下準備として固定しないと綺麗に仕上がりません。

しつけ糸で固定した後、実際にまつり縫いをしているところ。
もちろん、このしつけ糸は外します。
この流れを服全ての箇所で行い、作業を進めていきます。
本当に地味だけれども大切で、根気のいる作業です。

ポケットが出来上がったら、囲っているチャコの線で内側に折り返し、
前身頃に貼り付けます。
そこでもしつけ糸で固定し、周りをホシステッチで固定していきます。

出来上がりはこんな感じ。
ミシンで縫うやり方もありますが、粗野な感じを出したいのであえてホシステッチのみで止めています。
原始的な手法ですね。
出来上がりまではもう少しか?